四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(2月7日発表)

百十四銀行(8386)

香川県地盤の地方銀行、百十四銀行(8386)は2月2日、今2024年3月期業績予想を上方修正した。修正後の経常利益は120億円(前期比9.7%)減、純利益は75億円(同18.2%減)と、期初予想の経常利益100億円(同24.8%減)、純利益65億円(同29.1%減)から減益幅が縮小する。年間配当は70円から80円へと、当初の減配から一転して増配となる。

テクノアルファ(3089)

パワー半導体結線装置を主体とするエレクトロニクス商社、テクノアルファ(3089)の今2024年11月期業績見通しは、前期から続く円安による輸入商材の仕入れ価格上昇を販価に転嫁しきれず、増収ながらも営業利益は小幅反発にとどまりそうだ。

カゴメ(2811)

トマト加工品のカゴメ(2811)を例にとってみよう。カゴメは四季報2023年夏号から「↑増額」→「↑増額」→「↑↑大幅増額」と3号連続で業績予想を増額した。迎えた2023年12月期決算では、東洋経済業績予想も飛び越えて上振れ着地し、4期ぶりに最高益を更新した。